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クッション性の高いランニングシューズ6選|ソールの素材・構造と履き心地を比較

シューズ
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ランニングシューズを選ぶとき、「クッション性が高いものがいい」と考える方は多いと思います。

私自身もシューズを選ぶときは、クッション性をかなり気にします。

ただ、いくつかのシューズを見比べていると、「クッション性が高い」というだけでは、履き心地の違いが分かりにくいと感じることがあります。

柔らかく沈み込むようなシューズもあれば、柔らかさの中に弾むような感覚があるもの、着地から足が前へ進みやすいものなど、クッション性の方向はそれぞれ違います。

そこでこの記事では、クッション性を重視したランニングシューズの中から6足を選び、ソールに使われている素材や構造と、そこから感じやすい履き心地をまとめました。

クッション性の高いランニングシューズは「柔らかい」だけではない

「クッション性が高い」と聞くと、まず「柔らかいシューズ」を思い浮かべるかもしれません。

もちろん柔らかさは大切な要素ですが、それだけではありません。例えば、

  • 柔らかくふわっとした感覚
  • 柔らかさに加えて弾むような感覚
  • 着地から前へ進みやすい感覚
  • 足元が安定して感じられる感覚
  • 長く走ってもクッション感を保ちやすい感覚

などがあります。

同じ「クッション性の高いシューズ」でも、ソールに使われている素材や形状、足を前へ運ぶための構造によって、感じ方は変わってきます。

今回は、それぞれのシューズについて、特に特徴が分かりやすい素材・構造に絞って見ていきます。

ASICS GEL-NIMBUS 28

FF BLAST PLUS+PureGELで、柔らかく軽やかなクッション

ASICSのGEL-NIMBUS 28は、クッション性を重視したモデルのひとつです。

ミッドソールにはFF BLAST PLUSを採用し、かかと部分にはPureGELを搭載しています。

ASICSによると、FF BLAST PLUSは軽量で柔らかなクッション性を生み出すフォーム材。PureGELは、かかと部分に配置された衝撃緩衝機能です。GEL-NIMBUS 28では、これらを組み合わせることで、柔らかく軽やかなクッション感を表現しています。

また、前作から約20g軽量化されており、クッション性を保ちながら、よりスムーズな走りにつなげているのも特徴です。

公式では「雲の上に着地するような」クッション体験と表現されています。

そのため、GEL-NIMBUS 28は、足を入れたときから柔らかさを感じやすく、ふわっとしたクッション感をイメージしやすいシューズと考えると分かりやすいでしょう。

単純に「厚底だからクッション性が高い」というより、フォーム材とPureGELを組み合わせて、柔らかさと軽やかさを感じやすくしているところがポイントです。

HOKA Clifton 11

クッション性とMetaRockerによるスムーズな足運び

HOKAのClifton 11は、毎日のランニングに使いやすいモデルとして展開されています。

ミッドソールにはコンプレッション成型EVAフォームを採用し、さらにHOKA独自のMetaRockerを組み合わせています。

ここで注目したいのがMetaRockerです。

これは単にクッションを増やすための素材ではなく、シューズの形状によって、着地から蹴り出しまでの体重移動をスムーズにする構造です。

HOKA公式でも、クッション性とMetaRockerによって「流れるような心地よい足運び」を実現すると説明しています。

そのためClifton 11は、柔らかいクッションを感じながら、足が前へ転がっていくようなスムーズさも意識したシューズとイメージすると分かりやすいでしょう。

「柔らかいだけではなく、足運びもスムーズなほうがいい」という人は、こうした構造にも注目してみると選びやすくなります。

HOKA Bondi 9

厚みのあるソールで、しっかりクッションを感じるタイプ

同じHOKAでも、Clifton 11とは少し方向性が違うのがBondi 9です。

Bondi 9では、ミッドソールにスーパークリティカルEVAフォームを採用しています。

さらに、前モデルよりスタックハイト(インソールからアウトソールまでの厚みのこと。)を2mm高くし、クッション性能を高めています。HOKA公式では、柔らかく弾むような走り心地を特徴として紹介しています。

また、MetaRockerやActive Foot Frameも採用されています。

Active Foot Frame:足がミッドソールの中にすっぽりと収まるバケットシートのような構造のこと。ソールの縁が足の側面を包み込むため、厚底でもぐらつきにくく安定した着地をサポートしてくれます。

Clifton 11にもMetaRockerがありますが、Bondi 9はより厚みのあるソールによって、足元にしっかりとしたクッション感を感じやすいタイプと考えると分かりやすいでしょう。

「クッション性の高いシューズ」と聞いて、まず厚みのあるソールをイメージするなら、Bondi 9のような方向性も候補になります。

ただし、クッション性が高いからといって、すべての人が同じ感覚になるわけではありません。

厚みや柔らかさだけでなく、実際の足入れや走り方との相性も大切です。

Saucony Triumph 23

PWRRUN PBによる柔らかさと反応の良さ

SauconyのTriumph 23は、長く走りたいランナーを意識したモデルです。

ミッドソールにはPWRRUN PBを採用しています。

Saucony公式によると、Triumph 23では従来よりも軽く柔らかくなったPWRRUN PBに、さらにクッション性を加えています。柔らかさだけでなく、反応の良さも特徴です。

さらに、足裏に直接触れるインソールにも PWRRUN+(パワーランプラス)ソックライナー を採用。足を入れた瞬間から包み込まれるような柔らかさを実感できます。

また、磨耗に強くグリップ力に優れた XT-900アウトソール の形状を見直したことで、着地から蹴り出しまでの重心移動が引っかからず、流れるようにスムーズで安定した走り心地を実現しています。

そのためTriumph 23は、柔らかく足を受け止めながら、そのまま流れるような足運びも欲しい人に向いたシューズとイメージできます。

Brooks Glycerin 23

柔らかな着地と、スムーズな足運び

BrooksのGlycerin 23も、クッション性を重視したモデルです。

ミッドソールにはDNA TUNEDを採用しています。

Glycerin 23では、前足部のDNA TUNEDクッションを前モデルより2mm増やし、柔らかな着地と力強い蹴り出しにつなげています。

さらに、かかとと前足部のクッションと幅広いプラットフォーム(ソール幅)によって、かかとからつま先までの移行をスムーズにする設計です。

このためGlycerin 23は、柔らかなクッション感だけでなく、着地後の足運びまで含めてスムーズさを感じやすいシューズと考えるとイメージしやすいでしょう。

クッション性というと「着地した瞬間の柔らかさ」に目が向きがちですが、Glycerin 23のように、着地から次の一歩までを見るのも面白いところです。

New Balance Fresh Foam X More v6

Fresh Foam Xによる、たっぷりしたクッション感

New BalanceのFresh Foam X More v6は、同じFresh Foam Xシリーズでも、クッション性をより重視したモデルです。

ミッドソールにはFresh Foam Xを採用。

New Balance公式では、Fresh Foam Xの中でも「最もクッション性の高いFresh Foam体験」を提供するモデルとして紹介されています。

もう一つの特徴として、4mmドロップ(つま先とかかとのソールの厚みの差)で、ドロップ差が小さいため、足裏全体で着地しやすく、素足に近い自然な体重移動をサポートしてくれます。

厚底クッションでありながら4mmドロップにすることで、「高いクッション性」と「不安定になりすぎない自然な足運び」を両立させているシューズです。

同じFresh Foam Xでもモデルによって方向性が違うことを知っておくと、選択肢が広がります。

6足を比べると、クッション性にも違いがある

ここまで紹介した6足を、ソールの特徴と履き心地のイメージで整理すると、次のようになります。

シューズ 主な素材・構造 履き心地のイメージ
GEL-NIMBUS 28 FF BLAST PLUS+PureGEL 柔らかく軽やかなクッション
Clifton 11 CMEVA+MetaRocker クッション性+スムーズな足運び
Bondi 9 スーパークリティカルEVA+厚みのあるソール しっかりしたクッション感
Triumph 23 PWRRUN PB 柔らかさ+流れるような足運び
Glycerin 23 DNA TUNED+幅広いプラットフォーム 柔らかな着地+安定感
Fresh Foam X More v6 Fresh Foam X+厚みのあるソール たっぷりしたクッション感+フラットな接地感覚

こうして並べてみると、「クッション性が高い」という共通点があっても、少しずつ方向が違うことが分かります。

まとめ

今回は、クッション性を重視したランニングシューズ6足を、ソールの素材や構造から比較しました。

シューズを選ぶときは、「クッション性が高い」という言葉だけでなく、どんな素材が使われ、どんな構造になっているのか。そして、それによって自分はどんな履き心地を重視するのか、ここでは「柔らかさ」「弾む感覚」「スムーズな足運び」「しっかりしたクッション感」を選択肢として挙げましたが、実際に店頭で履いてみて、これらの感覚を確かめながら、より満足度の高い、あなたにぴったりの一足が見つかるでしょう。

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