昨日まで普通に走れていたのに、突然訪れる足の違和感。
「少し休めば治るだろう」
最初は、私もそう思っていました。
ランニングを始めた頃、私が最初に目標にしたのはマラソン大会を完走することでした。
そして、その目標を達成した時の喜びは、今でも忘れられません。
「これからもっとランニングを楽しめる」
そう思っていた矢先のことでした。
ある日のランニング中、足に違和感を覚えたのです。
その痛みは、学生時代の部活動で何度も悩まされたシンスプリントの古傷に似たものでした。
「また無理をしてしまったのかな」
そう思いながらも、
「そのうち良くなるだろう」
と、しばらく様子を見ることにしました。
しかし、思ったようには回復しませんでした。
走ることが当たり前だった日常が、少しずつ変わっていく。
その現実を受け入れるのは、思っていた以上に簡単ではありませんでした。
以前の私は、近所でランナーを見かけると、勝手ながら「同じ仲間だ」と感じていました。
すれ違った後ろ姿を見ながら、
「頑張っているな」
「自分も走りたいな」
そんな気持ちになるほど、ランニングが大好きでした。
箱根駅伝の応援へ足を運んだり、マラソン大会に出場したり、ランニングクラブに参加したり。
仕事中心だった毎日の中に、ランニングというもう一つの居場所ができたのです。
だからこそ、走れなくなった時の喪失感は想像以上でした。
痛む足をかばいながら、軽やかに走り去っていくランナーの姿を見るたびに、
「自分はいつになったら、また走れるのだろう」
そんな焦りや寂しさを感じるようになりました。
年齢を重ねたり、ランニングを続けていくうちに、体は少しずつ変化していきます。
以前なら一晩休めば回復していた疲れが残ったり、無理をしたつもりはなくても痛みが出たり。
「昔と同じようにはいかない」
そう感じる瞬間が増えてくる方も多いのではないでしょうか。
きっと、この記事を読んでくださっているあなたも、
「また以前のように走りたい」
「この先もランニングを続けていきたい」
そんな思いを持ちながら、体の変化や故障と向き合っているのではないでしょうか。
このブログでは、長く走り続けたいすべての市民ランナーに向けて、走れない時間との向き合い方や、再び気持ちよく走るためにできる準備、そして5年後、10年後もランニングを楽しむためのヒントを発信していきます。
すぐに以前のように走れるようになるとは限りません。
でも、今できることは必ずあります。
シューズやインソールの見直し、体のケア、走り方への意識。
小さな一歩を積み重ねることが、未来の自分がまたスタートラインに立つための準備になると私は考えています。
速く走ることだけが、ランニングの楽しさではありません。
これからも長く走り続けるために。
同じランナーとして、一緒に考えていきたいと思います。
以下の記事では、私がランニングシューズを選ぶ際の3つのポイントについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。


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