50代ランナーが怪我を通して得た走ることへの向き合い方

昨日まで普通に走れていたのに突然の怪我。今までは近所のランナーを見かけると同じ仲間(勝手に自分で思っていました)意識が芽生え、すれ違ってもそのうしろ姿をずっと見守るくらい走ることが大好きでした。箱根駅伝の応援へ現地へ赴いたり、多くはないですがマラソン大会に出場したり、ランニングクラブへ加入したりと、仕事一色の日常とは別の生活が送れると信じていたのですが…でもそんな私も50代になり、体の変化に伴って出来なくなってしまったことが起こり始めました。  
最初は受け入れられませんでした。「たまたま調子が悪いだけ」と思いたかった。でも、痛む足を庇いながら、走り去っていくランナーの後ろ姿を見る度、言葉にできない焦りと孤独感に襲われました。
きっと、この記事を読んでくださっているあなたも、今まさにそんな「走れないもどかしさ」や「体力が落ちていく恐怖」と戦っているのではないでしょうか。


そんな同じ悩みをもった方々に向けて
走れないもどかしさや落ちていく体力との向き合い方、また再び走り出したいという目標に向けて提案出来たらと思います。

なぜ、こんなに焦ってしまうのか?(葛藤の正体)

50代になって訪れる体の変化は、ある日突然、目に見える形でやってきます。

若い頃なら「一晩寝れば治る」「ちょっと無理をしても大丈夫」だったはずの痛みが、いつまでも引かない。それどころか、痛む場所を庇っているうちに別の場所まで痛くなってくる……。そんな負のループに陥った時、私たちはただの「怪我の痛み」以上のショックを受けます。

それは、「昨日までの、思い通りに動けていた自分」が遠ざかっていくような恐怖です。

特に仕事一色だった日常から、ランニングという「もう一つの輝ける世界」を見つけた私たちにとって、走れなくなることは自分の大切な居場所を失うような寂しさがあります。SNSを開けば、元気に走っているラン友の姿。「置いていかれている」という焦り…

でも、少しだけ視点を変えていこうと思って、この走れない時間こそ、実は「この先も10年、20年と笑顔で走り続けるための、大切な作戦会議の期間」だと前向きに考えるようになりました。

お金をかけずに今すぐできる「足元の作戦会議」

では、具体的にどんな作戦から始めればいいのでしょうか。 高い治療器具を買ったり、高額なパーソナルトレーニングに通う必要はありません。

私がまず目を向けたのは、毎日がんばって自分を支えてくれている「シューズとインソールの見直し」でした。

「まだ履けるから」「デザインが好きだから」と、若い頃と同じ基準でシューズを選んでいませんか?あるいは、靴を買った時のままのインソールをずっと使い続けていないでしょうか。

実は、ほんの少しクッション性の高いシューズに変えたり、足裏のアーチを支えてくれるインソールを1枚敷くだけで、日々の歩行やこれからのランニングで見違えるほど「体(特に関節)への負担」が減ることがあります。大きな費用をかけなくても、私たちの体はちょっとした工夫で劇的に守ることができるのです。

お休み期間をただの「ガマンの時間」にするのではなく、未来の自分が笑顔でタスキを繋ぐための「前向きな準備期間」へ。

次回は、私が実際に見直した「50代の関節に優しいシューズと、足を劇的に楽にしてくれたインソールの選び方」について、詳しくお話ししますね。

少しだけ肩の力を抜いて、まずは今できる小さな一歩から、一緒に始めてみませんか?


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